避難誘導班マニュアル
2014年06月23日 13:55
三井細山防災本部避難誘導マニュアル
1999/5/20制定
2001/5/27改訂
2011/7/24改訂
避難誘導班
構成:班長 1名、班員 2名
災害発生時には、防災本部役員以外の自治会全理事、幹事のうち数名が避難誘導班臨時班員に移行し班長を補佐する。
役割 1)安全な避難所への誘導
2)災害弱者の避難誘導
3)避難行動を促すための説得
4)避難所での自主管理体制確立に関し本部に協力
5)自治会内仮設共同トイレの維持
平常時 1)避難路、避難場所の周知と現状の把握
2)避難誘導機材の準備と管理
3)非常持ち出し用品の普及
4)自治会内仮設共同トイレの保管
避難誘導班の行動マニュアル
災害時(安全で素早い避難誘導の指揮を執る)
1.原則として震度5以上の震災発生時、身辺の安全が確保され余力がある場合、班長及び班員は避難時集合場所(4丁目3-11の駐車場)に集合し、本部長の指示に従い班務に就く。
2.震災時避難場所(西生田小学校体育館)への誘導対象人数は150名を想定し、それを越えた場合は複数回に分けて誘導する。
3.避難誘導に先立ち、震災時避難場所(西生田小学校)の受け入れ態勢を確認する。また避難ルート(集合場所→公園通り→細山交番前→西生田小学校)の安全状況、特に擁壁等の崩壊危険度(シェアープレース・アパートメント横、細山交番交差点、細山神明社など)の点検を行い、問題があれば別ルート(中通り、西通り階段、新規開発エリア等)を検討する。
4.本部長の指示により会員の避難誘導に当たる。
上記3.に基づきルートを確定し、本部、情報班の協力を得て会員に伝達する。
5.避難場所、集合場所への安全な誘導を図る
1)誘導に必要な機材(幟旗1、ハンドマイク3、保安帽3,大型懐中電灯10、PPロープ100メートル)は、予め段ボール箱にまとめて収納し、東公園防災倉庫に保管しておく。
2)集団で避難する際には、先頭と最後尾と中間に少なくとも3名人員を配置する。
3)PPロープを全員で持ち、一列で行進する。誘導者はPPロープをコントロールすることにより、被誘導者が不用意に危険箇所へ接近することを防止する。
4)夜間の場合は、照明を少なくとも10台確保し、上記2)の誘導者と被誘導者の適切な人で足許の安全を確認できるようにする。
5)避難所、集合場所での秩序維持に当たる。
6)災害弱者の避難誘導を優先し、災害弱者担当者の指示に従う。
7)避難行動を促すための説得に当たる。
8)救出班に協力し、負傷者の搬送に際し安全通行のため誘導、交通整理を行う。
9)他の防災役員と連携してパトロールを編成、避難後の治安維持に当たる。
10)避難所での自主管理体制確立(生活環境の整備など)に関し本部に協力する。
11)自治会内仮設共同トイレが設置された場合はその運営、安全、衛生の維持に当たる。
平常時(地域内全域、避難場所やルートの安全点検)
1.原則として年度初めに自治会内及び周辺を巡回し、防災マップを修正し、その後随時見直しする。防災マップには、集合場所、避難所の位置、そこまでのルート(代案も)、誘導員の配置場所、ルート表示設置場所、照明必要箇所、危険箇所、ロープ張り箇所、水道栓、消火栓の位置、行き止まり道路、等防災上の必要箇所を記入する。
2.避難ルートや集合場所、避難所での問題点の発見に努め、その解決を図る。
3.災害発生時の誘導活動に際しての手順、役割分担、本部及び要員間の連絡方法を予め検討し決めておく。
4.避難に際しての一般注意事項(持ち出し品、電源ブレーカー、・ガス元栓、戸締まり、などの確認等)並びに避難後の一般注意事項(治安維持、二次災害防止など)を検討して、その情報を広報する。
5.避難に際しての救出・救護班や協力員との協力態勢、車椅子、担架、リアカーなどの必要搬送機材の確保、役割分担などを関係者間で確認しておく。
6.誘導資機材の研究、整備、点検、管理を行う。
整備すべき機材は当面下記の通り
幟旗、PPロープ100メートル、防水シート、リアカー、大型懐中電灯10台、保安帽、ハンドマイク(以上7点は現在東公園倉庫に備え付けてあり、随時点検要)
警笛、人員把握表、筆記用具など
7.消火班、給食・給水班、救出救護班など関係各班と共同し、各家庭での一般的非常持ち出し用品につき研究しその情報を会員に提供、普及を図る。
8.関係各班との共同作業が重要なため、個別訓練及び総合訓練を本部、関係各班と共同し計画実施する。訓練結果の反省点を今後に活かすよう努める。
9.以上の情報、活動状況を逐次会員に後方普及し理解と協力を仰ぐ。
10.自治会内(マンホール対応)仮設共同トイレ(東公園)の保管。